「わたしたちにできること」おかえりモネを見て感じたこと。

今週のモネは苦しい。特に神野さん。

「私には傷ついた経験がないから説得力がない。」そんな言葉で自分を締め付けている。


たしかに、世間では、傷ついた方が強くなれるってゆう風潮があるよね。


涙の数だけ強くなれるよ

ってゆう歌があるくらいだもん。


挫折があるから強くなれるみたいな

何もなく生きてきた人間は薄っぺらいみたいな


確かに挫折した人とか、頑張ってきた人の話を聞くと、すごいなって尊敬する反面、私にはそこまで踏ん張った経験ないやって、自分のペラペラさに腹が立ったり、悲しくなったりすることがある。


神野さんと私は同世代。


私たちのような世代だと、まだまだ挫折を味わったことのないいわゆる「ハッピーに生きてきた人」なんて、山ほどいるんじゃないだろうか。


モネや野坂さんのような震災を経験した人たち。

神野さんのようにただただハッピーに生きてきてそれなりにチヤホヤされて生きてきた人。


その違いって、「偶然」でしかないと思う。


そして、大事なのは、傷ついた経験があるかないかじゃなくて、その経験をどう活かすか。ってところなんじゃないかと私は思った。


今週のタイトルは「わたしたちにできること」


わたしたちにできることは、きっと一人一人違う。


傷ついた経験があるからこそ寄り添える痛みは絶対にあるはずだ。


でも、傷ついた経験がないからなにもできないってゆう考え方は違うと思う。


そんな経験がない自分だからこそできることってなんだろう。


そんな風に考えてみると、少し違った世界が見えるのかもしれない。


神野さんは強い。そして真面目だ。

ただただハッピーに生きていきただけで、気象予報士になれるほど甘い世界じゃない。


自分では、なんとなくできちゃってるから気がつかないだけで、神野さんの良さや、神野さんにできることはきっとあるんだ。


そこに気がつくことができればきっと、もっと強くなれる。


人って、他人の強みはすごく敏感なのに(自分に持っていないことだから)、自分の強みにはすごく鈍感だ。


それが当たり前のように生きてきたから、こんなの誰でもできるって思っちゃったり、自分にはない他人のいいところばっかりを見ちゃう。


でも、本当は、自分が息をするかのようにできてしまう当たり前の自分らしさ、自分の強みを使って、誰かの役に立てることほど素晴らしいことはないんだよね。


神野さんで言うと、どんなに悔しくても折れない強い心や、私はできる!ってゆう強い気持ち。


そういうのって、みんな持ってない。


あんなに、自分をブレずに持てる人はそうそういない。


だからモネも、「神野さんに足りないところなんてあると思えません。」

そう言ったんだと思う。


足りないところを補う生き方よりも、持ってるものを活かせる生き方の方が断然に面白い。


それが活かせないのなら、場所を変えるのだって一つの手かもしれないし、どうしてもその場所で踏ん張りたいのなら、ないものねだりをしている視点を変えなければならないと思う。


それに、今こうやってもがき苦しんでいることは、神野さんの「経験」になっている。


全然、ハッピーだけで生きてないじゃん。


きっと、神野さんのことだから、数年後にはこの経験を乗り越えて、また逞しく生きてるんだと思う。


そんな生き方ができる人だ。


もしかしたら気象予報士の勉強をしている時もいろんな苦しみを感じていたのかもしれない。


それでも、なにくそ精神で乗り越えてきて、それを忘れているだけなのかもしれない。


内田くんが言ってたように生きてて何もない人なんていないんだ。


辛さや苦しさは人と比較するものじゃない。

 

神野さんが、自分を認めてあげられる日がきますように。がんばれ、神野さん!

 

 


そして、私自身も。

自分に足りないものってなんだろう?って考えて生きるのはもうやめよう。笑

 


自分ができることで誰かを救える人になろう。

 


人は皆、誰もが素晴らしい存在だ!^^✿

 

さあ。ご飯を食べて昼モネしよう!笑